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  • 2011.06.20 Monday
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マジカルじゃぽねすくH【最終宮 Athene 後篇】

 
試合は20分を超えた。
 

私も美沙先輩も疲れが見える。
どちらかと言うと私の方が劣勢か。
伊達にトップを張っているわけではないと言う事か。

「そろそろ疲れたのです。
 スパートに入るのです」
わざわざ宣言してきた先輩。
ブラフか・・・・?
と思ったらまっすぐ私の方に突っ込んできた。
対応が遅れた。
間合いを詰められると掌底を貰った。
スピードはそれほどないが威力は高い。
私の顔が跳ね上がった。

「まだまだ続くのですよ!」
すかさず組みつかれると、マットに叩きつけられた。
2度、3度と連発される裏投げ。
キレ、威力共に申し分ない。
私はさらに追い詰められた。






(これで後々受けをおぼられたら化け物になるのですよ・・・)
技の感触からかなりのダメージを与えたのは確かなはずなのです。
それでも立ちあがってくる精神力。
持前のラッシュの強さにディフェンスが追加され
完成されたシリウス桜井はどこまでのレスラーになるのか
考えただけで身震いがするのですよ。

(ホントにここで決めてしまわないとちょっぴりヤバ目かもなのです)
こういう相手には意識を飛ばさないと勝てない。
立ちあがってきた千里を捕まえ
頭を下に抱えあげロックしてパイルドライバー式に
マジカルドロップなのです。
鈍い音がマットを伝わって響いてくるのです。
すかさずフォールに行きます。

ワン!ツー!・・・

やっぱりダメですか、2.8で肩をあげてきたのです。
そうなるとタイミングを計らないといけないのです。

心を折るタイミングを。






ふらつく足に活を入れ、目線にはしっかりと先輩を捉える。
一気に攻めてくるかと思ったが間合いを取ってきた。
それが逆に仕留めに入ってきたと実感させられた。
なら、挑戦者たる私は前に出なくてはならない。

打撃の有効範囲のさらに内
つまりは美沙先輩のテリトリーに飛び込んだ。
面食らう先輩。
膝を当てて動きを止めると
フィッシャーマンのように足を抱えて持ち上げると肩に担ぐ。
私が持つ組技で最大の威力を誇る
『αCMa』
開脚しながらマットに叩きつけた。

(これは返してくる・・・)
手ごたえはあったが決まるほどではなかった。
果たして美沙先輩はカウント2・5で返してきた。
しかし、余裕がある返し方では無い。
(勝機・・・!)






「今のはいいのを貰ってしまったのです・・・」
あそこでいきなり間合いを詰めるとは思わなかったのです。
一瞬虚をつかれ、投げられてしまったのです。
全くもって失態なのです。
気をつけながら立ち上がると
千里が突っ込んでくるのが見えたのです。
咄嗟に近くにいたレフリーを捕まえて千里が突進してくる
コース上に置き、自分はさっさと逃げるのです!
気づいた千里が急ブレーキをかけるのですが
もう遅いのですよ。

ほら正面衝突なのです。
レフリーが吹っ飛んでリング下に。
いつもならつかさと亜魅が乱入してきて
やりたい放題になるのですが今日は重要な意味を持つタイトル戦。
あくまで回避の為の一手なのです。

「卑怯な・・・」
「リング上にあるものは何を使ったって文句の言われようは無いのですよ」
そう言ってロープ際に押し込むと
手足をからめとってマジカルチェインに。
レフリーがいないから5カウントもなし。
更に手足をロープに固定すると
がら空きのどてっ腹にドロップキック、飛び膝と
撃ちこみ放題し放題なのです。
おっと、そろそろレフリーが起きてきそうなのです。
最後に顔面に低空ドロップキックを放つと
何事もないように離れてレフリーを迎え入れるのです。





なんとかレフリーに解いてもらい逆さ吊りから解放された。
(やられた・・・)
「そろそろおしまいなのですよ」
反応が鈍いのを見てとって
先輩が私を捕らえる。
ノーザンで投げ捨てられた。
が、フォールには来ない。
(何を狙っている・・・)
視界にはいない。
と言う事は、上か?!
起き上がってコーナーの方を見る。
すくっと立っている姿が目に入った。

「吹っ飛びやがれなのですよー!」
美沙先輩がミサイルキックで飛んできた。
これをもらう訳にはいかない。
「はぁぁぁ!!」
ミサイルキックと迎撃のハイキックが交錯した。

両方の足が相手をとらえ
共にダウンを喫する。

レフリーがダウンカウントを数え始めた。
倒れながら先輩を見る。
向こうもダメージが深そうだ。
ならば先に立ちあがり決めた方が勝つ・・・。

「勝ちたい・・・私は・・・勝つんだぁ!!」
残る力を振り絞って先に立ちあがった。

呼吸を整え、己の右足に気を集中させる。
立ちあがってきて目があった時が勝負だ。

ふらつきながら先輩が立ち上がろうとしている。
目に力は無い。
じっと待つ。
そして、ウィッチ美沙は立ち上がった。
しかし棒立ちもいいところ。
構えを取ることもできない。

目線を上げた。
そして目があった。
「これで決める!いっけぇぇぇぇぇ!!!」
気合を込めて叫ぶと
ステップインし、振り上げられる右足が
カニスマヨルが唸りを上げて
目の前の側頭部に向かって伸び

そして、当たった。








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