SS更新滞っております。申し訳ありません……

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 2011.06.20 Monday
  • -
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

マジカルじゃぽねすく・クロウリー【.4 the Aeon】

 

・・・永劫・・・
相反するのものから生まれる、新たな誕生
それがなにを指し示すのか
誰にもわからない
ただ一つ
非常に純粋な存在であると言う事は確かである



「っく!流石に強い・・・!」
先手は取ったものの美沙ちゃんの攻撃は
私を防戦に回すに十分な破壊力を持っていました。
以前から手を焼いていたのに
変な力を持ったおかげで一層やっかいです。

「フフ大きなことを言った割には大したことないのです。
 こんなんで美沙をどうにかしようと良く思ったものですよ」
笑いながら私を痛めつける美沙ちゃん。
しかし私にはそれほどのダメージは入っていません。
(これも特訓の成果なのかな)
微妙にポイントをずらす。
顔をひねって力を殺す。
自ら飛んでダメージを軽減させる。
4か月実戦組手でやってきたとおりに体が反応してくれます。
それは
「・・・その動き。
 天神流・・・!
 なるほど、口だけではないのです」
美沙ちゃんにも当然わかる訳です。
「でも、美沙ちゃんが絵本で知ったものを
 私は直接教えてもらいました。
 ですから私の方が上達してます、よ!」
無造作に伸ばされた腕を取って脇固めに極めて見せます。
がっちりと極まっているはずなのですが
美沙ちゃんは表情変えずに私の身体ごとサードロープまで
這ってロープブレイクに逃げました。
「美沙からタップアウトは望まないことです。
 痛みに随分と鈍感になったのですよ」
軽く肘を曲げ伸ばししながら美沙ちゃんが言います。
「ですがそれは痛みに強くなっただけで
 身体は着実にダメージを蓄積していくんだから」
美沙ちゃんをリングの中央に押し戻して
ストレッチプラムで腕と顔を引き絞ります。
「呼吸が止まればあなたも大変でしょ?」
腕が口をふさぐ様にしてぐっと力を込めます。

「少しは考えてきてるようですが・・・甘いのですよ!」
美沙ちゃんはオーバヘッドで私の頭を蹴って
怯んだすきに脱出。
逆にサッカーボールキックを顔面に
更に後頭部にギロチンドロップを落としてきます。
たまらずマットに突っ伏す私。
美沙ちゃんはその間にトップロープに駆け昇ると
「目標にロックオン!
 マハリク発射なのです!」
ビシッと指さしをしてから後ろ向きになり
ムーンサルトから1/2捻って背中で私を圧殺しました。

「・・・・グハっ!」
うつぶせ状態だった私はまともにマハリクをもらい
肺から空気が押し出され酸素不足に陥ります。
すかさず美沙ちゃんがカバー。
カウント2で返すものの
「ここで終わっては面白くないのです。
 まだまだ反撃してほしいのですよ」
と私の髪を掴んで無理やり起こすと
Wアームで投げ捨てます。
続けて頭を押しこむと高々と持ち上げ
ライガーボムの体制に。
「決めさせません!」
私は自らもマットを蹴って美沙ちゃんのバランスを崩すと
一気に身体を振って丸めこみます。
美沙ちゃんの頭がリングと衝突して鈍い音をたてますが
構わずヒマラヤンロールのまま抑え込みます。
美沙ちゃんもカウント2で返し
「怖い怖い。今のはちょっとだけ危なかったのです」
距離を置いて体勢を整えます。





大技を出し合った後は互いのスタミナを削り合う展開に。
ここまでやっかいなセコンドの二人は
こちらのお目付け役の目が光っていて手が出せない状態。
このまま行ってくれるといいんですが・・・。
「舞さん、よそ見は禁物なのです!」
気がつくと美沙ちゃんが目の前に。
危ないと思った瞬間
美沙ちゃんの姿が右に消え、私の身体は
宙を舞っていました。
とっさに頭に手をやって衝撃を吸収させます。
しかし美沙ちゃんの裏投げは構うことなく私をマットに叩きつけました。
目の前に星が飛びます。
しかし、意識はなんとか手放しませんでした。

「超魔法、発動なのです!」
美沙ちゃんの姿がコーナートップにありました。
今度は決めに来る一撃・・・マハリタでしょう。
あれを喰らってはもうヤバい。
私は夢中で身体をひねりました。
激しく音を鳴らすリング。
間一髪動くことが出来た私は美沙ちゃんの自爆を誘発させることに成功。
チャンス到来、これを逃してはならないのです。
「勝機、ショウキ!」
トラースキックで顎を打ち抜き
すかさず美沙ちゃんを両肩に担ぎます。
「せ〜の!」
気合とともにエアプレンスピンを開始。
3回転勢いをつけた所で頭から落とします。





ワイルドキャットドライバーが決まり
普段ならフォールに行くところですが
私は美沙ちゃんが立ち上がるのを待ちます。
その間に呼吸を整え
練習したように自分の意識をおへその下あたりに持って行きます。
指先から
足先から
頭から
五臓六腑から
私の身体のあらゆる部分から丹田に力が集結していきます。
溜まったものを今度は自分の右手に移動させるイメージをします。
心なしか右の拳がぼんやりと光っているように感じます。
目線を上げるとちょうど美沙ちゃんが立ち上がったところです。
「Uhhhhhaaaaaaooooo!!」
とても美沙ちゃんから発せられたとは思えない声をあげて
私に突進してきます。
振り回された右腕を左でブロックします。
正中線ががら空きに。
ここです!
「美沙ちゃん、頑張って・・・・
 絶対元に戻すからね。
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 必殺ヒッサツ!
 ・
 ・
 ・
 ハートブレーク猫パ〜ンチ!」










その瞬間
リング上はまばゆい光に包まれたのです。








タイトルインデックス 戻る>>  << 次へ

スポンサーサイト

  • 2011.06.20 Monday
  • -
  • 00:00
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
コメントする








   

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>

recent comment

  • とりあえず書くことから始めよう
    トモ
  • 1mmも頭になかった
    泡藻
  • 1mmも頭になかった
    CBTF
  • 越中いいこと言ったw
    泡藻
  • 出来れば赤か青が良かったです
    泡藻
  • 出来れば赤か青が良かったです
    CBTF
  • 越中いいこと言ったw
    トモ
  • 分かっちゃいたけど愕然とした
    泡藻
  • 分かっちゃいたけど愕然とした
    トモ
  • 分かっちゃいたけど愕然とした
    CBTF

selected entries

categories

archives

links

search this site.

sponsored links

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM