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  • 2011.06.20 Monday
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マジカルじゃぽねすく・クロウリー【.1 Adjustment】

 
・・・調和・・・
善と悪
人間の本質とはそもそもどちらなのか

 
「あれ?これは美沙ちゃんのぬいぐるみ・・・
 なんでこんな所に?」
たしかアルテミスって言う三毛のニャンコ。
部屋のドアの前に座っていたそれを持ち上げようと屈んだとき、




「にゃぁぁぁぁぁぁぁ!」



ぬいぐるみなはずのその口から鳴き声が響き
眼から強烈な光が飛び出し

「きゃああああ???!!!」

私の意識はそこで途絶えました。









気がつくと
見たことない部屋に寝かされてました。
そこはとてもとても大きな部屋で
その中央に引かれた布団で私は寝かされてました。

「お気づきになられたようですね。
 それでは少々お待ち下さい」
旅館の仲居さんみたいな人に突然声をかけられて
私はびっくり。
でもそんな私を気にした様子もなくその人は部屋を出て行きました。
とりあえず誰か呼びに言ったようなので
このまま布団にいるわけにもいかない。
顔も洗いたいところだけど
洗面所がわからないので手でごしごしと擦っておく。
そうすると
「失礼しますよ」
と一人のしっとりとした女の人が部屋に入ってきました。



「あれ?
 美沙ちゃんのお母さん?」
「突然でごめんなさいね」
美沙ちゃんのお母さんはすまなそうに私に謝ります。
「とりあえず・・・よくわからないんですけど」
確かに私は寮の自分の部屋の前にいたはずだ。
それがどうやらここは青森の美沙ちゃん家らしい。
「そうね、貴女にはそれを言う権利がありますね。
 それじゃ・・・どこから話しましょうか」
美沙ちゃんのお母さんは少し考えてからことのいきさつを話しだしたのです。
それは私の想像を遥かに越えるものだったのです。



「貴女は美沙の様子がおかしいことには気づいてます?」
「はい、何となくですが。
 雰囲気がちょっと違うかなって思ってます。
 突然ヒール宣言しちゃったし」
私は思った事を伝えます。
「今の美沙は禍力に囚われてしまっています」
「禍力?」
「その説明の前に、美沙の生い立ちから
 話さないといけませんね」
と言うと美沙ちゃんの母親は
この家の事、美沙ちゃんが辿ってきた事を
お母さんから聞きました。
「まさか、そんな力が美沙ちゃんに・・・」
私はただただ驚いてしまいました。
「本当ならあの娘の力は何重にも封印されて
 表に出ることは無いはずでした。
 しかし、そこに別の大きな力が働いてしまったのです。
 それはとても大きく、そしてとても純粋な力。
 その結果、美沙の秘めた力とおかしな相乗作用を生んでしまったのです」
お母さんの説明の半分近くはわからないものでしたが
美沙ちゃんがおかしくなってる事はわかりました。
「それで美沙ちゃんを乗っ取ったのは何なのですか?」
私は問います。
「元もとこの世には幽霊、妖呼ばれるものは存在しません。
 それらを産むのは一重に人間の思いの力。
 柳の枝でも怖いと思えば幽霊に見えるように
 思い込みの強さは存在しないものを存在させてしまうのです。
 そして一人の人間がその人生を賭けて純粋に祈った末に
 誕生させてしまったもの・・・・
 それは・・・・悪魔とされるもの。
 その名を
 ・
 ・
 ・
 アレイスターと言います」







アレイスター・クロウリー・・・
19〜20世紀に実在した希代の魔術師ともペテン師とも言われる。
彼の言う魔術や思想、魔術書『法の書』
は近代の哲学に多いな影響を与える。
そして
彼は自分の事を「獣666」
(7つの頭と10本の角を持ち角に10の冠があり、
頭には神を汚す名前がついていて、体の全体は豹に似ていて、
熊に似た足と獅子に似た口を持つとされている)
キリスト教に終わりをもたらす魔人だとし
麻薬や淫蕩な儀式を通じてを生涯魔術を探究した。
彼の信者は彼を本物の「獣666」とし
信仰の対象となっている。

そして、その信者は私達の団体にも一人存在する。

「・・・って事は
 美沙ちゃんがおかしくなったのは彼女・・・亜魅ちゃんのせい?」
「原因の一つではあるのです。
 でも、今の美沙はあくまで禍力に囚われた美沙であって
 アレイスターなるものではないでしょう」
「え?」
じゃあさっきの説明は?
「美沙がその力に飲み込まれた時に
 亜魅さんから持たされた情報によって
 そう思い込んでいるだけです」



「なるほど・・・・」
美沙ちゃんの状況はなんとかわかりました。
「でも、それと私がどう関係してくるんですか?
 そう言うことならそちらのおうちが得意なんじゃ」
そう言うとお母さんは深くため息をつきました。
「私達が美沙に施した封印・・・。
 それは今も生きています。
 そしてそれは私達の調伏の力をも跳ね返す特徴を持っているのです。
 解除するには・・・、美沙を殺すしかありません」
「っな?!殺すって!」
「美沙の力が悪用されない為のものだったのですが・・・。
 しかし親としてあの娘を殺すなど私には出来ない・・・。
 だからこそ、貴女方の協力が必要なのです」
お母さんは私の手を取って言います。
「美沙が信頼している貴女方。
 そして美沙の事をよく思ってくれている貴女が
 美沙の心に思いを届けて欲しいのです。
 祈りから生まれた力は同じく強く願う事で相殺されるでしょう。
 しかし、それは容易ではないもの。
 ですから、リング上・・・、美沙が今
 自分のすべてを賭けている所で美沙を破ってほしいのです。
 そうすればあの娘の心の隙間がうまれるはずです」

「美沙ちゃんにプロレスで勝って、その上で語りかけろ、と・・・。
 それなら私では役不足ですよ。
 めぐみさんとかもっと強い人じゃないと・・・」
正直昔ならともかく
今では美沙ちゃんの方が実力的に上になってる。
「いえ、貴女が適任なのです。
 武藤めぐみさんは実力では遜色ないのですが
 彼女の立場的に美沙を任せることは難しいと思われます。
 結城千種さんは、美沙がライバル視しているとのことですから
 彼女の言葉は今の美沙には届かないでしょう。
 大空みぎりさんは・・・・こういう役にははっきり言って不向きです。
 他の子たちでは美沙に勝つまでには時間がかかってしまうでしょう。
 ですので、美沙に近く、そして勝てるのは貴女しかいないのです」
お母さんの言う事は良くわかります。
私が一番の適任だと言う事も。
「でも・・・やっぱり私じゃ力不足です」
私がうつむくと
「それはなんとかなるでしょう。
 私達の手の者が貴女に特訓をしましょう。
 そちらの指導者は新人さんで手いっぱいでしょうからね。
 ただし、こちらの動きを悟られないように
 秘密裏にとなりますが。
 貴女にとっても悪いお話ではないと思いますよ」
確かに
現状私の力は頭打ちになっています。
後輩の美沙ちゃん達に抜かれ
ポジション的にも若手の壁と言うのが今の私。
そこから抜け出すいいチャンスかも・・・。
それに美沙ちゃんを正気に戻せるなら一石二鳥かも。

「・・・・わかりました。
 私なんかが出来るかはわかりませんが
 協力します、いえぜひやらせて下さい」
私はお母さんに頭を下げます。
「いえ、こちらこそ勝手なお願いをしてしまって
 心苦しいです。
 その代り貴女を今より確実に強くして差し上げます。
 覚悟してくださいね
 ・
 ・
 ・
 永沢舞さん」



ピカーッ!!



「きゃあああああ???!!!」



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はい、こうなりました。
石は投げないでください(涙
ちゃんとプロレスしますから。

アレイスターってなんぞや?と調べてみたら
上記のとおりの人物だった訳です。
多分ここから取ってきたのでしょう。
こんな素敵な人物、使わないわけにはいかないででしょう!
と言う事でこんな風になりました。
ちなみに舞が選ばれたのは
プレイ上なるべくしてなったからなのです。
こちらが意図して選んだわけではありません。

そして冒頭の画像はそのアレイスターが考案したとされる
「トートタロット」だそうです。
微妙にカード名の言い回しが違うのものがあるのと
よりアーティスティックな図柄が人気なのだそうです。
今作は、このトートタロット独自のカードで進めたいと思います。

昨日の記事で書き忘れた。
ユニット名ですが、めぐちぐの
「フレンズ・オブ・ラバーズ」はPSY・Sの歌の題名から取ったものです。
タロットのラバーズとかけて二人にはお似合いかなと。
一方「ハロウィンパーティ」は見た目からなだけです(笑)


久々に拍手更新したらドジ踏んでました。
全8ページなのに6ページまでしか見られないようになってました(汗
拍手押してもらった方申し訳ありません・・・・。

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  • 2011.06.20 Monday
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  • 05:00
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コメント
そういえば、舞がいましたね〜。
最近は影が薄くなっていた気がしましたが
序盤は良く出ていましたからね。
資質的、年齢的、性格的にも美沙を止めるには適任ですね。
これからのお話に期待しております〜♪
シロー様≫
意図的に隠していたわけではなく
面倒見のいいお姉さんが必要なくなってたからで(笑)
話の大筋はこれでもプレイに忠実だったりします。
と言う事は・・・・。
  • アワモ
  • 2009/03/12 12:28 AM
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