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  • 2011.06.20 Monday
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進め、マジカルじゃぽねすく【No.I the Magician】



それは無限の可能性へのスタート。
彼女の表情は自信に満ち溢れ、その目は輝いている。
まるでギリシャ神話の神ようだ。
 
あう〜・・・
お腹がすいたのです。
それよりも泊まるところが無いのです。
どこも15歳の女の子一人で泊めてくれるところが無いのです。
これは計算外だったのです。
2日はネットカフェのお世話になったけど
流石に限界なのです。
そう所持金が大ピンチなのです。

フラフラと歩いていた時なのです。
「はい、どうぞ〜」
駅前で派手な服のお姉さんにチラシをもらったのです。
何も考えずに手にしてどうしようもないから捨てようとゴミ箱を探そうと
ふとあたりを見渡した時
美沙の運命を変えるものを目にしたのです。

寮完備

ポスターのどの部分よりも早く目に入ったのはこの1文だったのです。
そして

随時募集

の文字が。

これぞ天の助けなのです!
美沙は愛されているのです!!
慌ててポーチからメモを取り出して住所をメモしたのです。
駅員さんに聞いてみるとどうやらこの近くらしいのです。
やっぱりついているのです。




「ここなのです・・・」
とある雑居ビル。
住所はここで合っているのです。
看板にはちゃんと(有)フォーチュンホイールとあるのです。

「ごめんくださいなのです」
扉を開けると事務所らしき部屋が。
「はい、こんにちは。どのような御用でしょうか」
対応に出てくれたお姉さんが聞いてきます。
「あの・・・、駅のポスターを見たのです。
 是非とも美沙を住まわせてほしいのです」
美沙が伝えると
「ああ、テストを受けに来たのね。
 じゃあ、とりあえずこの書類に書きこんでくれるかしら」
と差し出されたので素直に書くのです。


えっと、名前は・・・天神美沙っと。
住所は・・・しょうがない、住所不定では怪しまれるのです。
青森の家ので我慢するのです。
同じように電話も。美沙はケータイ持ってないので渋々なのです。
あとは・・・スポーツ経験?
困ったのです。美沙はスポーツなんてしたことないのです。
というより、誰かと一緒に何かするといった事もほとんどないのです。
う〜ん・・・、無しで。
あ、でも走ったり飛んだりするのは得意なのですよ。
いつも訓練だとか言って裏山を延々と走らされて鍛えられたのです。
次は・・・志望動機ですか。
これは決まっているのです。
東京に出て新しい自分に生まれ変わるためなのです。
こんなもんなのです。

「書けましたのです」
待っててくれたお姉さんに書類を渡すと
腰かけてお待ち下さいと言われたので
近くにあったソファーに座ったのです。
しばらくすると、目の前にやけにごっついおっさんが現れたのです。
「ひ、ヒャ〜っ、何者なのです?!」
美沙が驚いていると奥から
「あらら、驚かせちゃったかしら。
 だから私が先にと言ったのに」
物腰の柔らかな優しそうなお姉さんがやってきたのです。
ごっついおっさんはそのお姉さんに頭を下げてるのです。
どうやらお姉さんの方がえらいみたいなのです。
「天神美沙さんね。来てくれてありがとう」
お礼を言われるとは思ってなかったので美沙は逆に驚いてしまったのです。
「それで、テストは今すぐでいいのかしら?」
「テスト?あ、はい。今すぐがいいのです。
 でないと今日泊まるところもないのです」
美沙がそう言うと
「これは凄い決意をして上京してきたのね。
 わかったわ。それじゃすぐに始めるからついてきてね」




「・・・へ?」
てっきり面接だとか筆記試験だとか
テストというからそう言うのを想像していたら
連れてこられたのは、サンドバックがぶら下がり
重そうなバーベルがあったり、ボート漕ぎみたいな器具があったり
挙句の果てには中央に鎮座する四角い物体。
「あ、あの・・・テストをするのでは?」
とりあえず聞いてみるのです。
「ええ・・・。ああそっか。その恰好じゃまずいわね。
 なにかジャージとか動きやすい服に着替えてもらわなきゃね。
 更衣室はあそこね。持ってる?」
と促され更衣室に入り、寝巻用に持っていたジャージに着替えるのですが
その間も頭の中は疑問符だらけなのです。
「着替えたのです」
「はい、では早速入団テストを始めますね」
「入団・・・?あのテストっていったい・・・」
戸惑っている美沙を見て
「もちろん、プロレスラーとしてやっていけるのか。
 こうやってテストを受けに来た訳だからそれなりに体力には自信があるでしょうけど、それでも見てみないとね」


今何と?
・・・・・・『プロレスラー』とかおっしゃりませんでしたか?
プロレスってあの殴ったりけったり投げ飛ばしたり飛んでみたり
肉体と肉体をぶつけ合って競うあのやつなのですか?
そして、この目の前に聳える四角いリングや
明らかに体を鍛えるべくある数々の器具・・・。
もしかしてここはそのプロレスをやってるとこなのですか?!
まずいのです!とってもまずいのです!
なんだか美沙はとんでもない所にやってきたのかもしれないのです!!
こんなことならもっと良くポスターを見ておくべきだったのです。
泊まるところが確保できるという事で他が目に入って無かったのです。
ああ、そういえば道を聞いた駅員さん。
美沙を見て頑張ってねと言ったわけがわかったのです。
どうしよう、今更知りませんでしたでは通らないのです。
どうにかこの場を切り抜けないといけないのです。
はっ!良く見るとこのお姉さん全く隙が無いのです。
絶対強い人なのです。もう美沙は逃げられない運命なのです。
ああ〜美沙はなんて不幸な星のもとに生まれてきたのでしょう・・・。


「どうしたの?なんか顔色悪いけど」
気がつくとお姉さんの顔が目の前に来ていたのです。
「な、なんでもないのですよ。
 けっしてお姉さんが怖いとかそんな風には思っても見てないのです」
・・・余計なひと言だったのです。
笑顔のお姉さんのこめかみに引きつくところを見つけてしまったのです。
まずいのです・・・。
「さ、さあテストでも何でも来るならこいなのです!」
もうやけっぱち、こうなったらやるしかないようなのです。
ここで逃げたら本当に路頭に迷うのですから。






「凄いわ、あなた。
 15歳でこの身体能力はただものではないわね。
 本当に今までなにも競技やっていなかったの?」
真面目に体力テストをやったらなんだかすごい結果だったようなのです。
美沙は特別なんにも思わなかったのですが
一般的には一流アスリート並な数値だそうなのです。
「美沙は毎日山の中を走り回ってたのです」
修行の事は言いたくないので適当にごまかすことにしておくのです。
「それで、テストの方は・・・」
「もちろん合格よ。期待の新人が誕生ね」
お姉さんが後ろを振り返ると
いつの間にか知らない男の人がいてうなづいているのです。
美沙に気配を感じさせないとはこの男中々やるのです。
「社長もOKが出たし。
 改めまして、私はミミ吉原。
 このフォーチュンホイールの総合コーチをやらせてもらっているわ。
 こっちは仙川さん。主に投げ技と力技を見てもらってます。
 他にもいるんだけどきょうはちょっと不在だからまた紹介するわね」
「天神美沙なのです。よろしくおねがいします」
社長もいることだしここは素直に頭を下げておくのが得策なのです。
しかし、美沙がプロレスをやることになるとは・・・。
生きるためとはいえなんとも凄い事になったのです。


「すいませんが、すぐに寮に入りたいのです」
美沙が言うと吉原コーチが社長に事情を説明してくれたのです。
社長が直々に寮まで案内してくれるとのことなので
急いで着替えることにしたのです。
「すいません、お待たせしたのです」
美沙が出てくるとまだコーチの皆さんもその場にいたのです。
「それじゃ行こうか」
社長がそう声をかけた時なのです。

「フニャァ〜?」
バスケットからぴょこんと顔を出して不思議そうに
周りの人を眺めるアルテミス。

「あ、あの、美沙ちゃん。
 流石に寮でペットは飼えないんだけど・・・」
吉原コーチが困ったように伝えてきたのです。
「あ、そうなのですか。わかったのです」
美沙はさっそくアルテミスを元の呪紙の姿に戻したのです。
当然式神のアルテミスは姿を消してバスケットのふたがぱたんと閉じる。

・・・・そしてその場の空気も固まったのです。
(・・・・・あっ)
しまったのです!
ここは青森の家ではなかったのです!
呪札も祝詞も早九字も六亡星も全く知らない人たちだらけなのです。
そんな中で普通に式神解除なんかしてしまったのです!
ヤバいのです!絶対変な奴と思われるのです。
最悪家に連れ戻されてしまうのです!!!


「い、いまの・・・・な、なに?」
目の前で起こったことが信じられずフリーズしている中で
吉原コーチがいち早く立ち直り美沙に聞いてきたのです。
(なにか、いい言い訳は・・・なにか・・・なにかないのですか?!)
目まぐるしく美沙の薄紫の脳細胞が動き回るのです。
早くしないと強制送還・・・なにか・・・・っぁ!!!

「あ、あの・・・・・
 美沙は・・・美沙は・・・























 実は魔女なのです!!!」








...............................................................................................

魔術師・・・・・
物事の始まり・・・第一歩
万物を生み出す・・・独創性・生産性のあらわれ・・
私達にも大きな動き・・・







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と言う訳で第2回(第1話扱い)です。
本当に美沙が不思議な力を持っています。
でもそこはおいらが書くもの。素直にはいきません(笑)

左のフレームに、レッスルタロットのアンケートフォームを設置しました。
このキャラはこんなカードがふさわしいというのを
一人でも大アルカナ22枚全部でも構いませんので答えていただければ幸いです。

また、同時にタロットカードを描いていただける方も随時募集いたします。
ひとつだけでも構いませんので、我こそはと言う方はご連絡お願いいたします。

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  • 2011.06.20 Monday
  • -
  • 17:00
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コメント
いや〜中々のとんでも話で・・・実に良いです(笑)
タイトルからそんな予感はしてましたけど、面白いですね
今までに無い、新しいアワモさんの世界を楽しみにしてますね
後、うちでもタロットの宣伝をしておきました
こんばんわ、ついに始まりましたね〜。
これからの美沙の活躍に期待です♪
あららアンケートフォームがあったみたいですね。
タロットイメージは拍手に送ってしまいましたので
すみませんがそちらで確認をお願い致します。
しかし本当に魔法が使えるとは・・・。
楽しみにしておりますので頑張ってください〜。
哲様≫
宣伝ありがとうございます。
呪術が使える美沙ですが、女子プロである以上
必要以上に使いません、というよりも・・・w

シロー様≫
考えていただきありがとうございます。
せっかくの魔女設定なのですから
美沙らしい魔女っ子物語をお楽しみください。
  • アワモ
  • 2009/02/17 1:31 PM
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