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  • 2011.06.20 Monday
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WAS2リプレイ風SS〜百花繚乱〜こぼれ話4

 

このSSはWAS2リプレイSS〜百花繚乱〜を
捕足するものです。
時系列で言うと、5年目あたりの
出来事だと思って下さい。

こぼれ話は本編とは直接かかわっては来ないので
読み飛ばしてもらってもまったく支障はありません。
また、基本プロレスシーンは出て来ない予定です。

百花繚乱の世界観を楽しんでいただけたら幸いです。


※このSSは会話形式ではありません。

とある、練習後のティタイムだった。
 
「そういえば社長も中学3年生
 卒業後はやはり高校に進学ですか?」
ロイヤルミルクティを楽しみながら北条が聞いた。

「まだ考え中なんだけどね」
15になったばかりの少年社長は言葉を濁した。

「霧子さん、大旦那はどう言ってるんだい?」
滝が霧子に尋ねた。

「大旦那様は坊ちゃまの思う通りにすればいいとおっしゃってます。
 しかし、何をするにも中途半端は許されないと思われますね」

「この世界は中卒から入ってくる子が多いからね。
 そう言うのを見てれば坊やが悩むのも無理ないか」
六角がブランデーが濃い目のアイリッシュティをチビリとやりながら言った。

たしかに女子プロレスの世界は15歳で入団してくるのが
一般的だ。

「そろそろ団体運営の方に専念してもいいかなぁとか思うんだけど
 まだ勉強したいなって思うしね」
少年は悩んでいる様子だ。

「ワタシはもっともっと勉強したいデス。
 弟達ももっと勉強してほしいデスね」
ディアナが寂しそうにつぶやいた。

祖国では極貧の生活の中
兄弟たちを養うために過酷な仕事をせざるを得なかったディアナ。
当然学校に通うことなどかなわぬ夢だった。

「ディアナは学校に行ってみたかった?」
少年はディアナに聞いた。

「ハイ、夢でしたネ。
 でも今は弟達が学校に行くことができるのでとても嬉しい」

「そっか・・・・」
なにやら考えていたがふっと顔をあげると

「ディアナ、ボクと一緒に高校に入らない?」
と突然提案した。

「高校って・・・私がデスか?」
うん、とうなづく社長。

「しかし、坊ちゃま
 中学に通っている坊ちゃまはともかく
 小学校すら通っていなかったディアナさんを
 いきなり高校に通わせる事は難しい事かと」
霧子が少年に言った。

「それと、私の時とは違ってディアナはすでにデビューしています。
 高校に通いながらでは遠征などに帯同出来ないのでは?」
練習生として卒業までの半年間を高校生活に専念していた
桜崎も霧子に追随した。

「それなんだけど・・・。
 ボク、高校は通信制の学校にしようかなって考えてたんだ。
 まだ迷ってたんだけどね。
 それならディアナも試合に出ながらにして高校生できるよね。
 もちろん、これからのディアナの努力次第なんだけど
 ディアナは頭がいいからね。
 今から頑張って勉強すれば何とかなるんじゃないかなあって」
自分と一緒にディアナに学ぶ機会を得られると得意げな少年。

「ですが、ディアナさんがどうか・・・」

「私やりたいデス!勉強も練習も一生懸命頑張りたいデス!」
ディアナは目を輝かせんがら言った。

「じゃあ、そういうことで。
 いいよね、霧子さん」

「・・・・わかりました。
 坊ちゃまが決められたこと。
 私達はそれを全力でサポートするのが務め。
 ディアナさんも頑張ってくださいね」
霧子が認めたことで話は一気に進展した。

「ディアナ、それじゃボクと一緒に勉強しよっか。
 少しは教えることもできるだろうし」
少年がディアナを思いそう言うと

「遠征中は社長もいませんし、先生を連れまわすわけにもいきませんね。
 ですから遠征中は私達も協力しましょう。
 まず私は英語を教えましょうか。
 ディアナはポルトガル語と日本語は完璧ですが
 日本の英語は文法重視ですから学ぶ必要がありますからね」
と北条。

「お姉さんは地理かねぇ。
 無駄に全国回ってるから多少は詳しいしね」
六角が申し出る。

「数学は私が、国語はやっぱりみことですかね」
「わ、私ですか?古文や漢文なら参考にはなるでしょうが・・・」
桜崎に押される形でみことも家庭教師に加わる。

「歴史に関しては、西洋史は私、東洋史はRIKKAが適任かな」
「・・・・うむ・・・」
確かに滝、RIKKAは歴史に造詣が深いだろう。

「うきゅぅ・・・私も中卒だし
 まじめに勉強してなかったからなにも教えられないさね・・・」
落ち込むソニックに

「ソニは本業でディアナを教えることができるんじゃない?
 勉強もだけどそっちも頑張ってもらわないと団体としても困る訳だしね。
 ソニがディアナをトップレスラーに育てて欲しいなぁ」

「うきゅ!それならお任せあれなのね!
 ディアナを一人前のヒロインにするさね!!
 厳しく行くから覚悟するお!」
少年のフォローで盛り上がるソニック。

「・・・皆さん、ありがとうございマス。
 私なんかにこんなにしてもらって。
 私ガンバリますネ!!」

こうして、ディアナの猛勉強の日々が始まったのである。








「社長、受かりまシた!高校生でス!」
合格通知を手に社長室にディアナが 飛び込んできた。

「おめでとうディアナ。
 4月から同級生だね」
少年の手にも高校からの通知が握られている。

「よろしくねディアナ」
「ハイ、よろしくお願いしまス」
二人の笑顔が、春色に染まり始めた窓に映りこんでいた。






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