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  • 2011.06.20 Monday
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Wreslte ANGELIC LAYER 〜1.はじめまして! 私だけのエンジェル〜

<<プロローグ



地球の反対側からこの日本にやってきた少女、ディアナ

彼女の激闘の運命は今、回り始めたのであった……














「うわぁ……!!」

ディアナと霧子はとある商業ビルにある大型玩具売場に来ていた。
エスカレーターを登って直ぐ目の前にかなりのスペースを取られている
『エンジェリックレイヤー』のコーナーを目にして、ディアナは興奮を隠せないでいた。

「すごいデス!これがエンジェルなのデスね!!」

40cmほどある透明な卵に入った人型。
機械的な艶のないシルバーなそれは静かに卵の中に眠っていた。

「衣装やパーツもこんなにたくさん……」

周りにはチューン用のギアや細々なパーツ
さらには色鮮やかなコスチュームなどが数多く揃えられていた。

「どう、ディアナさん。これがエンジェリックレイヤーよ。
 今、世界中のこどもたちがこのエンジェル達に夢中になっているわ」

霧子の言葉にうなづきながらも、目は目の前の卵から離れない。
そんな様子に霧子はふっと笑みを浮かべた。

「霧子サン、私もココで買うのデスか?」
もうすでにディアナの頭の中ではいろんな事が浮かんでいるに違いない。
しかし、

「いえ、これはあくまでも汎用のエンジェル。
 一般の子供達に合わせた能力の物でしか無いわ。
 エンジェリックレイヤーがどれほど世間に受け入れられているか
 わかってもらうために此処に来たの。
 そして、ディアナさん、 あなたがこれから戦っていく舞台はプロの世界。
 それにふさわしいエンジェルがあなたを待っているわ」

そういうと霧子はディアナを連れてデパートを後にするのだった。





「っ!!」

「さあ、ついたわよ」

車から降りると、そこには天を突くかと思えるほどに巨大なビル。
ディアナは言葉をなくした。

「どうしたの?中に入るわよ」
「は、ハイ!」

霧子に促されてビルの中に入っていく。
綺麗な受付のお姉さんに丁寧に挨拶をされ慌てて深々と頭を下げるディアナ。
(わ、笑われてしまったのデス)
霧子と一緒なせいか、会う人間会う人間に挨拶され
それに合わせるようにディアナも立ち止まって挨拶するものだから
それがおかしくて霧子はつい笑ってしまったのだった。

やがて、二人はある扉の前に行き着いた。
『第2研究室』
と、小さなプレートが掛かっている。

霧子は、ドアをノックした。

「開いてるから入ってきて」

部屋の中から声がかかり、二人は中にはいった。


「霧子さん、お疲れっす。
 この子が例の?」

中にいた作業着を来た人間が霧子に聞く。

「ええ。ディアナ、挨拶なさい」

「えと、ディアナ・ライアルと言いまス。
 よろしくお願いしまス!!」

ここでも深々と頭を下げるディアナ。

「これはこれは御丁寧にどうも。
 オレは朝比奈、エンジェル開発チームの副主任なんてやらせてもらってる。
 よろしくな」
そういうと朝比奈は、作業着でゴシゴシと機械油が付いた手をふき
ディアナに差し出した。

「ハイ、よろしくお願いしまス!」
ディアナはそれを気にすること無く両手で握ると、ブンブンと握手を交わした。
そういやぁ彼女はスラム街の出身、都会の綺麗な生活をしてきたんじゃなかったなと
朝比奈はディアナのプロフィールを思い出しながら手をぎゅっと握った。

「それで、朝比奈さん。
 用意はできてる?」
挨拶が落ち着くと早速、霧子が朝比奈に聞いた。

「ああ、その辺は主任が居なくなる前にやっていったみたいすから。
 まったく、主任はいつもふらっといなくなって……」

溜息をつく朝比奈に霧子は慣れたようにたずねる。

「今度はどこに行くって?」

「道後……だったっけかな。愛媛の」

答える朝比奈。

「小説の坊ちゃんで有名な場所ですね。
 時間が取れたら私ものんびり湯治にでも行きたいものですね」

一人取り残されたディアナは戸惑いながらも遠慮がちに聞いてみた。

「あの……」

「ああ、ごめんなさいね。
 ここの主任はものすごい切れ者なんだけど
 時々ふらっと温泉巡りの旅に出てしまうのね。
 今日も本来はあなたのセットアップを手伝う予定だったんだけど
 書置き一つ残して行ってしまったと言うわけ」

「はぁ」

「あ、でも心配しないで。
 この朝比奈さんも優秀なエンジニアだから」

霧子のフォローにすこし安心するディアナ。

「もっとも、このエンジェルを開発したのは主任だからなぁ。
 作った本人に聞くのが一番なのには違いないね」
そういうと朝比奈はエンジェルの成り立ちについて簡単に説明を始めた。






元々、主任が開発した自身の身代わり用の自立型ロボットが
後のエンジェルの基礎となった。
設計者から取られたそのロボットの名は……






『ロボ美月』






第1号機はあっけなく故障して終わったが、その後改良に改良を重ね
軽量コンパクト化・念動起動化・量産化され
体感型格闘玩具『エンジェル』として発表。
細かいルールづくりや国際大会なども用意され
『エンジェリックレイヤー』として瞬く間に世界をせっけんすることになる。






説明を終えると、朝比奈は研究室の奥へと引込み
やがて何かを手に抱えて戻ってきた。

「ディアナ。これがお前さんの相棒だ」

朝比奈のてにあるのは先程も見つめていたあの卵。

「本来、プロ仕様の奴はこんなんじゃないがな、ディアナは初めてのエンジェルだろ?
 せっかくの記念だし売りもんと同じように天使の卵に入れさせてもらったよ」

優しい気配りをみせる朝比奈。
ディアナは大切に天使の卵を受け取るとそっと胸に抱えた。

「これが……ワタシのエンジェル」

この手に伝わる確かな重み。
これから一緒に戦ってく自分の分身に、ディアナは激しく胸踊らせるのであった。




つづく








〜〜〜

初めてのエンジェルを手にいれたディアナ。
少女が生みだす新たな天使、そして初めての戦い……

次回、Wreslte ANGELIC LAYER 『がんばれ!、初めてのファイト!!』

お楽しみに!!





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  • 2011.06.20 Monday
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  • 22:22
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コメント
 続き楽しみにしていました。
 こういうことが得意そうな朝比奈さんの登場。粋な計らいなども予想できましたが、まさかの美月登場! なんか泡藻さんの書くシリーズで初めて見たような気が……ビーダッシュで、ちょっとだけ出ていますけど、こういう役回りで出てきたので期待しています。
 それにしてもディアナは可愛いですね。
 続きを楽しみにしています〜。
  • CBTF
  • 2010/06/10 7:47 PM
ヒナさんはレイヤーとして出すか裏方として出すか迷ってたのですが、エンジニアの方が楽しめるかなとこうして見ました。

ビーダッシュでの美月はCBTを揃えてあげたいなぁと無理やり付け足しての登場でしたのでほとんで出てきませんでしたね(汗

今回はたして登場の機会があるのかどうなのか……w

続きはのんびりお待ちくださいませ
  • 泡藻
  • 2010/06/12 8:12 PM
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